光る、兆し

言わずと知れたSixTONESの全てを表す名曲

 

「光る、兆し」。

 

モンスターストライクさんのCM曲だった。けど!

この曲はいつ何時聞いてもSixTONESSixTONESである今に感謝してもしきれない気持ちになるし同時に彼らならきっともっとビッグになれる。世界進出なんて夢じゃない。いろんな決意を固めてきた彼らだから掴んで欲しい幸せが、見て欲しい景色がある。だから私もTeam SixTONESの一員として彼らを支えたい。どうしてもそんな風に感じちゃう曲です。

最近だとImitation RainがMTVで紹介されてすごい嬉しかった。その直後にJWHLWY(すごい好きでいまだによくみてる)の「光る、兆し」をたまたま気分で見ただけなのに涙が止まらなくて。これは書くしかないと思ってしまいました。

 

急になんだ、ですね笑

要するに今回はSixTONESの名曲「光る、兆し」を私なりに解釈してみたいと思います。

記念日でもなんでもないけど、でもいい曲に向き合うのにタイミングも何もないので!

 

では早速歌詞に入りましょーーー

 

レッツゴッ⤴︎

 

 

 

 

 

まず始まりから。

長い旅の途中僕らは
いつも迷いながら歩いてくんだ 

 北斗から始まるこの曲。心地いい低音から始まるからこそ、SixTONESの「地に足ついてる感」が演出できるのかな、肝が座ってる部分が伝わったりするのかな、と思ったり。爽やかさの中に厳かさがある感じ、スタートからほんとSixTONESのど真ん中。

歌詞は「SixTONESのメンバーである一人一人の人生」を「旅」と表していて、これは京本さんがRIDE ON TIME で放った「6人で旅をしている」に重なる部分が大きいのかなーなんて。みんなで同じ素晴らしい景色を見るために、過去も今も、そしてきっと未来もたくさん迷うことはあるけど止まらずに歩いていく。最初の数十秒で過去も未来もここまで表せる曲を私は他に知りません…しかもSixTONESのメンバーであることに一番悩んだ北斗だからこそ、よりその決意が強固に揺るがないものとして存在する気がする。

時に誰かに助けてもらったり
時に誰かとぐっとひかれ合ったり 

 これを慎太郎と樹が歌うから開始30秒経たずに簡単に涙腺持っていかれるのよ。過去に自分のせいではなくても世間の目を痛く感じたことが二人とも共通してあって、そんな時に彼らを助けてくれた、自分を失わずにすんだのが、慎太郎が「大好き」と胸張って言うことができるメンバーであったり、「YouはYouだよ」、って言ってくれたジャニーさんだったり、週刊誌から、世間の波風から守ってくれた先輩、後輩、友人たちだったりのおかげな訳で。樹の1万字インタビューにもあったようにそんな人たちを彼らは一生大切にしていくんだろうな。惹かれるってきっとそういうことなのかな。

「惹かれ合う」あるいは彼らが憧れた人、仲良くなる人かもしれないね。グループとは他の、自分の道を極める彼らだからこそ、惹かれた人を必死で追いかけて、越して、また追いかけての繰り返しなんだと思う。これは樹と慎太郎に限らず、SixTONES全員だね。

踏み出す度にまだ見ぬ世界が 僕を待ってんだ

Imitation Rainを見てください。NAVIGATORを見てください。権化ですよ。言霊にもほどがありますよ。デビュー前のJr時代でさえも、YouTubeを始めて、小さい子にYouTuberの人だ!って認識されるようになったり、YTFFに日本人初として出て大きな爪痕を残して多くの人を魅了してTeam SixTONESの一員にして。きょもは「デビューするのが怖い」ってJr時代は語ってはいたけどデビュー発表日から1年のブログでは「デビュー後の世界は思ったより素晴らしい場所だった」って。もっと遡ればSixTONESを結成したこともそうなるのかも。バラバラになった時期を超えて、決意を固めた、みんなで歩いていくと決めたからこそ見えた景色が彼らにはたくさんあるんだと思う。そんな経験をたくさんしてきた彼らが歌うからこそ説得力しかないね。

同じ夢を描いた同志
不動の扉今こそ狙え 

 ここからは未来に向かっていく感じ。SixTONES再集結をきっかけ付けた舵取り的存在のジェシーが歌うからこそ真剣に聞こえるし、「世界的なアーティストになりたい同志」「音楽を楽しみ、愛する同志」「同じ大きな覚悟を決めた同志」。一見バラバラに見える6人の「同志」たちが描く未来はきっとブレることがなくて、それを着実に叶えているのが「不動の扉」と言う名の前人未到の領域。例えばImitation Rain は圧倒的世界観の塊のようなX-JAPANYOSHIKIさんに楽曲提供していただいたものを自分たちの曲として完璧に歌いこなし、NAVIGATORはデビュー作からジャニーズでは初めての連続50万枚突破をした。要するにSixTONESの言葉にはいつも実績が本当に伴っているんだよね、怖いくらいに。だから、もっとってTeam SixTONESが奮い立つんだよね。ちなみに余談だけどTwitterのTLのスト担が一致団結してる姿を見るのがすごい好きで、SixTONESを応援する、世界一にする任務を背負ったTeam SixTONESという名の同志たちが同じ方向を向いてる!不動の扉狙ってる!って実感する瞬間がいいな、って。ファンじゃない、SONYさんも、ANNさん(ひえおじ)も、オカベさんも、富豪刑事さんも、みんなそれぞれがSixTONESの魅力を最大限に引き出してくれてて、最高だよね、SixTONESって。Team SixTONESって。やばい、書きすぎた(笑)次!

向かい風も跳ね返すように
手をかさねて 

どんな逆境でも6人(5人)が一緒にいれば大丈夫。そんな風に聞こえるなぁ。今までだってデビュー形式みたいな理不尽なことも自分のアイデンティティーに悩んだ辛いことも、人気がなくて苦しいことも、向かい風なんて常人じゃ倒れてしまいそうなことなんてたくさんたくさんあった。私だったら絶対耐えられないっていつも思う。でもそれを全部一人一人がメンバーとして手を重ねて跳ね除けてきたからこその今なんじゃないかと思う。あぁ、SixTONESに幸あれ。

 光る、兆し

ほとんどソロだったりペアだった歌割りがここで全員のユニゾンに変わる。それはみんなが共通してSixTONESを通して、そして今同じ方向を向いて明るい、前途洋々な未来を望むことに「光る、兆し」を感じてる感じがする。これただのCMソングじゃないよ、これほんと。

奇跡のカケラが集えば 今を超えてゆくカギになる
出会えたこの意味を信じて 

 「奇跡のカケラ」ってなんのことをさすんだろう。メンバーはもちろんだと思うけど、チャンスかもしれないし楽曲かもしれない。そのどれもを含めて今を超える自分たちになるための糧にしていくんだろうな、SixTONESは。

そして、個性も性格もバラッバラな6人がジャニーズ事務所、アイドルという立場を通して最終的にたどり着いて大きな夢を持ったこのSixTONESと言う居場所。出会えた意味を信じないわけがないじゃん。「運命」って言葉、安っぽくて今まで嫌ってきただけど、SixTONESに出会ってから信じてもいいものなのかなって思えるようになった。でも、その言葉はあえて使わないこの歌詞が沁みるね。

 瞳、映る 景色はそれぞれ違っても
心はどこかでつながってる
果てしないこの道の先へと 突き進め

 「各種目の1位が集まったグループでいたい」。そう樹はいつか言ったけどきっとSixTONESは「グループとしての1位」も両立しながらとっていくんだと思う。ジェシーはモデルやバラエティタレント、きょもはミュージカル、北斗はお芝居、樹はラッパーやMC、髙地はボイパに安心安全のトークタレント、慎太郎はサバイバルアウトドア系。個々が願う一位って多分バラッバラなんだよね。でも、だからこそ6人集まったら無敵。グループと個人が強く結びついて最強のグループになれる。そう信じてる。

波風に揉まれたって 先が行き止まりだって
ぶつかり続けたら壁は砕けんだ
 

ゆごほくからのしんじゅりパート。かつてB.I.Shadowで同じグループだった仲間にデビューを越されて、先が真っ暗になった、二人でいることがトラウマだったと言うほどの経験を持つ二人、と世間の荒波に晒された二人。この人たちが歌うからこそ、揉まれてきた波風も多くて、先も行き止まりになって、でも、その度に彼らは壁を壊してきた。向かい風に波風。波乱万丈すぎるSixTONESの過去。その先にあるのがSixTONESとして在れる今と未来だと思うと…涙。

共に目指す未来は遥か遠くても
顔をあげて転がり続け意思を磨いた

バカレア組みを再結成させて、ジャニーさんに直談判の電話をして、だからこそ6人であることを誰よりも望み、その可能性をずっと信じ続けてきたジェシー。6人を信じているから、デビューまでに10年以上かかって知った厳しい芸能界でもトップになる、っていう夢はきっと叶う、そう信じているんじゃないかな。

からの、きょもの美声パート。「意思」はきっと石=ストーン=原石=SixTONESと掛けてるんだと思う。特にね、きょもはお父さんに「音痴かも、運動音痴かも」と言われるくらいだったのに、今じゃダブルセンターで歌って踊って観客を圧倒させる程の歌唱力と美麗なダンスを武器にしてる。それはきっとJr時代に腐ることなく苦悩しながら七転び八起きで顔をあげて上を望んで磨き続けたからこそ、ジェシーパートの未来を望める。

諦め悪い歴戦の勇者

傷を誇り果敢に挑め 

 もうデビューは無理だろう、〇〇歳になったらやめようって思いながらも結成から「この6人に掛けようと思った」「SixTONESが最後のチャンス」、そう思ってきた。これって側から見ればただの諦めが悪い人たちなんだよね、きっとね、冷静に見れば。でも、彼らはそれだけじゃなかった。過去の勇者たちはみんな諦めが悪い。ずっと卒業したかったけど、大切だった場所。そこにいた期間が長かったことは世間からみたら傷。でも、その時間の紆余曲折があったから今の功績がある。10代そこらでデビューしてたらImitation RainもNAVIGATORも歌えないよ。傷を誇るって難しい。尊敬しちゃうな。

響く声に胸高鳴らせ 

思いのままに 

なんか「声」っていうのがSixTONESらしいよね。グループ名の由来の一つである音の6原色。この6つの音色が重なって響き合えばいつだってそれはSixTONESの音楽なんだよね。一番音楽にこだわりがあって、もしかしたら自分の道にいつかは進んでしまうんじゃないかって京本担としては不安になるきょもが「グループとして思いのままに」って歌ってくれることが嬉しい。重いかもしれないけど、未来を約束されているような感じで、ついていきたいって心底思う。

ゆれる、兆し

ここまで聞いたり、読んだりしてるとすごい自信満々に聞こえるんだよね。もちろんそれはいいことなんだけど、SixTONESってどのメンバーも自信に裏付けられるくらい気にしいで。多分Twitterとかでオタクが騒いでることも全部知ってるし、追っかけてるし、何よりファンが喜んでくれるかってことを何よりも考えてる。だからこそ不安になることもたくさんあって。そしてもちろんこの先の未来、成功体験ばかりでもないだろうし。だからこそ強気なだけじゃない彼らの人間的な魅力がぎゅっとこの”6文字”に詰まってるんだろうな。

もっと言えば、「光る、兆し」と語呂は一緒なんだよね。兆しが、光るのも揺れるのも表裏一体なんだっていうスタンスがもっともSixTONESらしい。

光る、兆し
奇跡のカケラに宿った それぞれの力合わせたら
見たことない 輝き放った

自信なさげなそんなことはいいながらも、揺れたらすぐに打ち消して光に変えます!彼らは!だって、メンバー一人一人の力を合わせたら、「みたことない輝き」が放てるから。本当にその通りだと思うんだよね。特にLIVEで見るSixTONESってかっこいいを超えてなんか体から自ら発光してるレベルにキラキラと輝いてないですか?(笑)多分そういうことなんだと思う。

瞳、映る
彼方の空は眩しくて これからの旅を物語る
果てしない この道の先へと
突き進め
そして、曲の一番最後には自分たちの目指す場所の高さに対してメンバー全員がそれぞれ明るい未来を見据えているいわば決意表明にも受け取れる言葉で終わる。なんか、メロディーも途中で切ったみたいな、そんな終わり方してる気がするのは私だけなのかな…歌詞だけじゃなくて音でもSixTONESの旅はこれから、でもイントロと同じ音を使うことで根本は変わらない、いわゆる樹のいう「いい意味で変わってないし、これからも変わらないと思う」が体現されてる気がする。さすが、デビュー発表後、一発目の曲だね。
 
 
 
 
***
 
 
 
いやぁ〜
ここまでこの曲とじっくり向き合ったのは本当に初めてだったけど、たった3分くらいの間に無意識にこんなことを思ってたから初めて聞いた時からいいな、って、感動するな、って思えたのかな。
改めて「光る、兆し」の名曲感やSixTONESにとってのこの曲の存在意義を実感したし、これを第二の初陣となるNAVIGATORに入れてきたSixTONESの未来への本気度がひしひしと伝わった。ここになって語彙力が死んで申し訳ないけど、SixTONESって最強、完全無敵。
 
 
SixTONESに幸あれ。
 
 
 
 
読んでいただきありがとうございました。